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ヴォーリズ関連の書籍紹介~軽井沢ヴィネット 2010 春

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 3年前、軽井沢に行った時に買った軽井沢ヴィネットを紹介しましたが、今回は今年の春号です。ずいぶん前に購入していたのですが、アップをさぼっているうちに夏になってしまいました、

 この号の注目点は福井邸「鶴楼」です。ネットで素晴らしい近代建築の紹介を続けている INAX REPORT の No. 179 でヴォーリズ特集があります。そこにあるPDFファイルの主な作品リストに今まで知らなかった2軒の建物がありました。そのうちのひとつが、リストで岸本山荘(1941)と紹介されているもので、それがこの福井邸だったのです。

ちなみにINAX REPORT の記事は素晴らしいので、ヴォーリズファンの方は是非ダウンロードすることをお勧めします。









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 「誌上、初公開のヴォーリズ建築」とあります。何しろ存在も知りませんでしたので驚きです。軽井沢のヴォーリズ別荘ではおなじみの石積みの煙突が鶴の形に似ていたので「鶴楼」と呼ばれているそうです。

 記事によると、現在のオーナーの母方の祖父が岸本広吉氏で、その時代にヴォーリズに設計を依頼して建てられたので、リストで岸本山荘になっているわけです。内部の様子からもヴォーリズの居住性の良さを配慮した設計を十分感じることができ、やはり第一級の作品のようです。

 個人の別荘ですから、詳しい住所はわかりませんが、外観を覚えて、軽井沢の森の中を歩いていたら、ひょっこり遭遇しそうな気がします。
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もうひとつヴォーリズ関連の記事。一粒社ヴォーリズ建築事務所の中山睦幸さんの「軽井沢スタイルの家」。旧鈴木歯科診療所と軽井沢集会所の写真はさておき、右側の別荘(これ自体は最近の築)の下に、この別荘のすぐ横に1932年のヴォーリズ作の「ハミルトンサマーハウス」が残っているという気になる記事があります。確かに私が持っているリストに「ハミルトン・コテージ」がありますが、これも現存していたのか・・・軽井沢はまだまだ奥が深い。
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by gipsymania | 2010-07-17 14:33 | 建築


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