「ほっ」と。キャンペーン

大阪の日本聖公会 川口基督教会

c0094541_14523592.jpg
 もう一つ番外編を。大阪西区にある川口教会はヴォーリズ設計ではありませんが、阪神大震災の後の大改修を一粒社ヴォーリズ建築事務所が行いましたので、ここに紹介します。
 読売新聞大阪版から書かれたホームページの記事を参考に。
 「大阪の川口に神戸と同じ様に外国人居留地があったことは、ご存じでしょうか?その川口居留地で当時の面影を残す最後の洋館が川口教会です。しかし、阪神大震災のため、床面が沈み、最大50センチのずれが生じて傾き、屋根が崩れました。そのため取壊される予定となりましたが、市民団体や信徒の保存を求める声で、教会が、約3億円の資金を集め、修復工事が進められる事になりました。工事には、(株)一粒社ヴォーリズ設計事務所が参加しています。
 修復作業は、ジャッキアップ工法で行われました。設計図が残っていなかったため、金多潔・京都大学名誉教授をはじめ学者4人が手弁当で技術面をバックアップ。学生を動員して煉瓦を一つ一つ数え、古い写真をコンピュータで解析し、設計図を作成しました。」

日本聖公会 川口基督教会 1920(大正9)年/1997(平成9)年改修
設計 ウィルソン
改修 一粒社ヴォーリズ建築事務所
登録有形文化財
大阪市西区川口1-3-8
撮影 2006.10.15
c0094541_150458.jpg
全景です。旧川口居留地には多くの洋館があったそうですが、今はここだけになりました。煉瓦造の屋根木造鋏トラス構造です。
c0094541_1551320.jpg
 南面の窓。
c0094541_1554184.jpg
 これも南面にある通用門。
c0094541_1561491.jpg
 東が正面です。エントランスがあります。
c0094541_15712.jpg
 礼拝堂北面。
c0094541_1573595.jpg
 同じく北面の窓を。
c0094541_158233.jpg
 礼拝堂に入ります。正面祭壇です。やや暗めですが荘厳な雰囲気です。
c0094541_1593763.jpg
 祭壇奥には細長のステンドグラス。
c0094541_15102267.jpg
 礼拝堂の後ろは、正面エントランスから見えた大きな窓から光が差し込みます。
c0094541_1511237.jpg
 ガラス絵はすべて旧約聖書に出てくる花ばかりをデザインしています。
c0094541_15122965.jpg
 ガラス絵をアップで。
c0094541_15125843.jpg
 祭壇の十字架。
c0094541_16515556.jpg
 祭壇左には小部屋がありました。中にも十字架が。
c0094541_16431563.jpg
 私が訪問したときは、礼拝が始まっていましたので、この椅子に座って待ちました。後で教会の方に聞くと、この椅子はヴォーリズ設計の大阪プール学院にあった椅子で、プール学院の礼拝堂が解体されたときにもらったものだそうです。
c0094541_1513248.jpg
 教会エントランスから外を見ると、横長のレトロなビルがありました。
c0094541_15143793.jpg
 そばを流れる木津川沿いに建っている古そうなビルでした。色々調べましたが、歴史などよくわかりませんでした。源昌貿易行という中国の貿易会社など数社がこのビルには入っているようです。謎のビル。

Pe's Poem 「Vanish」c0094541_15264484.jpg

それは
アナタでも
アタシでも
誰でもかまわない
いないヒトの存在を想う
ように
いるヒトの不在を想う
アタシの不在さえも
想うことができる
ふしぎ
いつも
存在の始まりは
不在の始まり
存在の終わりは
不在の終わり
という
できごとの
始まりと終わりの間で
想像する
コイビトたち
不意の想像は
不意に消滅する
まずは アタシ
そして アナタ
そして かれ
そして 誰かれとなく
不在を想ってしまう
ココロ
という
もの
[PR]
by gipsymania | 2006-10-19 15:22 | 建築


<< 西宮の神戸女学院 神戸の王子市民ギャラリー (神... >>