ヴォーリズ関連の書籍紹介~京都の洋館:京都モザイク009

c0094541_9571747.jpg ヴォーリズ専門書は前回で終わり、今から一般の近代建築の本の中にヴォーリズ建築の記事や写真が出てくるものを紹介します。
 この本は京都の洋館40軒をカラー写真と短い記事で構成したもので、素晴らしい写真と詩的な文章が好きです。全体的に柔らかな雰囲気一杯なのですが、発行、編集そして撮影もすべて女性。なるほどと納得しました。
 ヴォーリズの建築は東華菜館、駒井家住宅、バザール・カフェ、同志社アーモスト館をすべて見事なカラー写真入りで紹介。
 また 「京の洋館よもやま話<W.M.ヴォーリズvs武田五一>」という興味深い記事が掲載されています。
 ヴォーリズ以外の洋館の写真も素晴らしく、ページ数は少ないながらも充実した本と言えます。

2004(平成16)年初版発行
発行者 安田英樹
編集長 姫野希美
写真 サカネユキ
定価 1200円+税
-:111ページ
内容(「MARC」データベースより)
歴史ある空間が、カフェやギャラリーとして気軽に立ち寄れる。京都の瀟洒な洋館を40軒余ご案内。各建物の歴史やエピソードなどを、豊富な写真とともに紹介する。

出版社からのコメント
実は京都に洋館が多いって知っていますか?「新しもん」好きの京都人が西洋文化を柔軟に取り入れてきたこと、戦災を免れたことがその理由です。本書は、その中でもカフェやギャラリー、ショップなど実際に居心地を楽しめる館を40軒あまり紹介。建物と住まう人が共に重ねてきた歳月の重み、醸しだす雰囲気が伝わる文と写真で、京都ならではの洋館を堪能していただけます。
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 駒井家住宅の内部。駒井家住宅は見開きがもう一つあります。
 写真は総じてもやのかかったようなタッチで、望遠の使い方も上手。さすがにプロの撮る写真と、感心するものばかりです。
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by gipsymania | 2007-06-05 10:14


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