神戸女学院 講堂

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講堂は中庭の北側にある多目的建物の一部。中庭から見て、中央に総務館が図書館と対面しています。右側に大きな講堂があり、中庭の外の東側がエントランスとして配されています。左側には小ぶりのチャペルが寄り添うようにあります。つまりこれらの総務館、講堂とチャペルは一体の建築からなっているのです。外観は総務館・講堂・チャペルとして紹介していますので、そちらも御覧ください。今回は内部ですから、それぞれを別々に紹介します。

神戸女学院 講堂 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 : 2008.9.6
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エントランスホール。床は当時のまま。ホールの照明灯具が面白い。
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 講堂内部。前に浪花教会の礼拝堂(1930)を紹介した時にヴォールト天井の切り欠きとアーチ窓の処理の仕方が珍しかったので、「今まで見てきたヴォーリズの教会建築では初めて見た様式です。この辺は竹中工務店の設計者の意図がかなり強く反映されているのでしょう。」と書きましたが、この講堂も同じ形状です。やはり浪花教会もヴォーリズの指導ということで、彼の意思が出ているのかもしれません。
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 細部の細工も素晴らしい。最後のクリスタルガラスのドアノブはトイレのもの。
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 階段を上って2階にあがりました。椅子席のドアは閉まっていましたが、階段踊り場には背の低いアーチ窓。
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Pe's Poem 「僕らの形式」c0094541_1437661.jpg 

-----僕らは もう
  誰も抱きしめることができない

バラバラと散乱し
バラバラと交錯し
ひび割れて 壊れていく
キミという一個の
バラバラと
ボクという一個の
バラバラは
今もロンド形式

追いかけるボク(あるいはキミ)
追いかけても
届かない
届けられないキミ(あるいはボク)
不機嫌な僕らは
不機嫌な塊になって
不機嫌に加速する
解体へ

-----僕らは もう
   誰も抱きしめることができない

何もかも
壊しながらc0094541_14373929.jpg
目の前にひとつずつの破片
剥ぎながら落としながら
軽くなって薄くなって
それでも
まだ立っていた
(あるいはまだ 待っていた)
ホントは・・・

ホントに・・・
消えてしまうための
壊れない訣れの記憶の
前に
バラバラと散らばるキミの破片たちの
前に
バラバラと散らばってしまうボクの破片たち

雪のようなバラバラなキララ
溶ける
無数のキララに手を差しのべて
キラめく輪舞 ロンドの渦
舞って漂って揺れて
解けて

-----僕らは もう
   一個のキミを思い出すことができない
   一個のボクを思い出すことができない
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by gipsymania | 2008-09-17 14:43 | 建築


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