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神戸女学院 中高部1号館

c0094541_1322111.jpg ヴォーリズの女学院建築の中でも最も長大な建物。ところがあまりいい写真がありません。音楽館や中庭を囲む建築群に比べて、ヴォーリズらしい特徴に薄いこともあって撮らなかったのと、中高部のエリアは部外者立ち入り禁止の立て札が立っていたので遠慮したのが原因です。

神戸女学院 中高部1号館
旧 中高等学部校舎 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 ほとんど窓しか撮ってないわけで、そのうちの1枚。
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 もう1枚。
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 これは北隣のタルカット記念館。新しい建築です。この建物も中高部に属します。
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 タルカット記念館の窓を。
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by gipsymania | 2006-10-31 13:31 | 建築

神戸女学院 社交館

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 理学館の裏、西側にある小ぶりの建物ですが、理学館との間隔が狭く撮影アングルがほとんどありませんので全貌をお見せすることが出来ません。

神戸女学院 社交館 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 1階部分のアーチ窓。
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 無理やり撮ろうとしましたが、こんなに傾いてしまいました。下手っぴ~です。(*傾きを修正しました。2006.11.19)
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by gipsymania | 2006-10-30 14:43 | 建築

神戸女学院 購買部

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 運動場の南東端に中高部1号館と回廊でつながった位置にある購買部。ヴォーリズの当時の配置図では Cooperative Store となっています。学生生協ですね。

神戸女学院 購買部 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 こじんまりしていますが2階建てのヴォーリズらしい優雅な建物です。
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 少しアングルを変えて。2階建て部分は六角形に張り出しています。
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 女学院ではおなじみの窓と文様がここにも。

Pe's Poem 「クロシング・ワールド」
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  ファッションビルに囲まれた現実
  ここを横切ることが
  どこに着くことなのか
  ゼブラゾーンの縞目をひょいとめくれば
  ほの暗い裏道に通じていて
  そこを歩いているのがもう一人の自分だとしても
  お互いに見えないのが きまり
  やはりきちんと埋めておかなければ
  ここはうまく渡れない
  ときおり
  地面からせり上がってくる人や
  足下からしだいに沈んで消える人がいる
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by gipsymania | 2006-10-29 11:54 | 建築

神戸女学院 体育館

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 中庭を来たに抜けると広い運動場があり、その西側にヴォーリズ設計の体育館が昔のまま使われています。さらに右には新体育館。

神戸女学院 体育館
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.7.8
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 中庭に面したソール・チャペルから回廊が体育館まで延びています。
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 神戸女学院ではおなじみの回廊。アーチ窓の間に配置された飾り開口もヴォーリズらしい。この回廊は下をくぐれます。
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 北に行くと体育館です。この外観からは体育館とは見えません。背後の高い煙突は珍しいです。
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 エントランスも体育館らしくないクラシックな感じです。
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by gipsymania | 2006-10-28 22:55 | 建築

神戸女学院 総務館・講堂・ソールチャペル

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 キャンパスのほぼ中央、中庭の北側に位置する多目的建築物です。南側に総務館が建物から張り出した形で図書館と対面しています。後方には大きな講堂があり、中庭の外の東側をエントランスとして配されています。その西側には小ぶりのチャペルが寄り添うようにあります。つまりこれらの総務館、講堂とチャペルは一体の建築からなっているのです。

神戸女学院 総務館・講堂・チャペル 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 中庭に面した総務館のエントランス。さまざまなレリーフ模様が控えめに施されています。
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 中庭の外、東側には車寄せを有した広場があり、講堂の入り口があります。アイボリー・ホワイトの妻壁と三つのエントランス。その上部にはベランダを配し、三対の二連アーチ窓のある格調高いデザイン。神戸女学院財団を設立したモーゼス・スミス夫人の名前を冠して、モーゼズ・スミス記念講堂と呼ばれます。
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 講堂正面右側のエントランス・ドア。下の方に定礎AD 1931、昭和6年が。
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 北側から見た講堂とその手前の回廊。
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 西側に建ち正面を中庭に向けたチャペル。学院四代院長のソール女史にちなんで、ソール・チャペルと呼ばれます。イオニア式の円柱など、後の関西学院のランパス記念礼拝堂と似た正面の意匠です。
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 チャペル・エントランスの扉。手の込んだ飾り模様。ソールはSEALEと綴るのですね。
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 西側から見たチャペルの側面。
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 北から見たチャペルの背面。7本のロウソクをかたどった大き目のアーチ型の飾り窓があります。こちらが祭壇です。
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 西側にある中門を南から見ました。回廊を右に行くとチャペル、通り抜けると広い運動場へ出ます。
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 北側から回廊を。左に行けばチャペル、手前に進めば体育館につながります。向こうに見える建物は理学館。
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 回廊の中。このように中には多くの木製長椅子が配置され、学生たちの集いの場を提供しています。
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 中庭から東側への出口。文学館を紹介したときに載せた「通路」を反対の中庭側から見たところです。
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by gipsymania | 2006-10-27 13:42 | 建築

神戸女学院 理学館

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c0094541_13404985.jpg こちらは同じく長方形の中庭の長辺西側の理学館。文学館に対面する長大な校舎です。文学館と構造や寸法は同じですが、中央の正面エントランスとその背面が工夫されて違った趣になっています。

神戸女学院 理学館
旧 科学館 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8













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 中庭の理学館の前に珍しいブラシの木がありました。
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 正面中央部分。中央部分にのみアーチ窓を配置し、両側の校舎は長方形の窓になっているのは文学館と同じですが、2階部分にベランダを配し中央エントランス1階部分の両側にもアーチ窓があります。それにしても2階ベランダの両側の飾り壷(?)は人の顔に見えますが、何を表現しているのでしょう。
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 2階中央のアーチ窓。
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 中庭を出て裏(西)側に回ると、昔の面影がそのまま残っているようでした。中央のエントランス背面の位置に面白い半円筒の張り出しがあります。会議室か何かに使われているのでしょうか。
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 同じく西面の校舎。中庭に面した東面は1階部分がタイル張りの化粧ですが、裏面は前面スタッコ塗り仕上げです。
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 最後に中庭からの全景をもう一度。長く大きな校舎です。
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by gipsymania | 2006-10-26 14:02 | 建築

神戸女学院 文学館

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 長方形の中庭の長辺東側に位置する文学館。理学館に対面する二階建ての長大な校舎です。正面は中庭に面しています。

神戸女学院 文学館 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 中庭の内側から校舎の南部分を見たところ。
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 同じく中庭から北側部分を。校舎の両端が少し張り出した構造になっています。屋根は緩やかな傾斜で寄棟式のスペイン瓦葺き。
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 中庭を出て北面を見たところ。
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 同じく外から見た東面。
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 文学館と総務館・講堂の間にある、回廊を抜けて中庭に入る通路。
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 北側にあるトイレ。ここには女子トイレしかありませんので念のため。(^_^;;
 なお男子用は図書館の近くまで行ってください。
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 文学館に通じる回廊の内部です。
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 もう一度中庭に戻って、噴水越しに文学館の正面を。噴水池には美しい蓮の花が咲いていました。

Pe's Poem 「噴水」

  満天に声を上げて
c0094541_1484362.jpg  白く燃える
  玻璃の柱 玻璃の飛沫
  見えたような気がした
  おまえの炎
  空に放ち 空をおおい
  霧降る記憶のように
  消えていく
  青い血めぐらせて
  水底にたゆたう
  無口な時
  見えたような気がした
  おまえの影
  波紋を生み 波紋に溶け
  届かないまま
  崩れていく
  見えるもの と
  見えなくなるもの と
  繰り返す
  Undine *
  おまえの形 追いかけて
  光線が走り
  薄い虹が残る
  空
  映す水面に
  揺れやまぬ時の変奏
  ・・・クレシェンド

  *Undine(=Ondine )はドイツ後期ロマン派の作家フーケーの代表作。
  和訳名「水妖記」。
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by gipsymania | 2006-10-25 14:20 | 建築

神戸女学院 図書館

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 これからパティオを囲む四棟の建物を逐次紹介していきます。図書館はパティオ南側に位置する三階建てで、2階閲覧室と3階ギャラリーは吹き抜け構造で長大なアーチ窓が配置されています。吹き抜けになっているので二階建てともいえます。中庭に向かって北側が正面で、総務館と対面。c0094541_15143749.jpg縦長のアーチ窓を密に配置して明るい図書館です。

神戸女学院 図書館 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 パティオの中心にある噴水です。
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 これはパティオの外、南側の様子です。手前に文学館とつながる回廊が見えます。
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 パティオ側のエントランス。イオニア風の円柱と瓶子形の手摺がヨーロッパ的で図書館の特徴になっています。ドアの彩色が落ち着いたいい雰囲気です。
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 女学校なのに若い男性がいました。(^-^)
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 アーチ窓とベランダをアップで。
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 図書館につながる回廊内部の様子。大きめのアーチ窓のある出入り口が多く配置されているので明るい廊下です。いいでしょう?
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 回廊からの景色。置き傘はさすがに女性物ばかりでした。
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 なぜか図書館の中にウエディングドレスの花嫁がいました。
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by gipsymania | 2006-10-24 15:26 | 建築

神戸女学院 音楽部1号館

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 校門を通って緩やかな坂を上っていくと最初に目に入る建物で、丘の上に広がるキャンパスより一段低い位置にありますが、四階建ての校舎で上には塔屋がある最も雄大な外観です。パティオを囲む建築群とは違った高層の校舎として印象的。アメリカ伝道会の理事だったJ.T.モーア婦人の一族F.H.タティル氏の寄贈によって建てられたそうです。

神戸女学院 音楽学部1号館
旧 音楽館 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 手前の広場から。右が最初からあった1号館。左は新しいジョージ・オルチン記念音楽堂です。
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 1号館の前面。この日は土曜日でしたが、音楽堂からはピアノの音が漏れてきました。神戸女学院は有数の音楽学校でもあります。このアングルでは見えにくいのですが、最上階(4階)は図書室と広いバルコニーがあるレッスン室になっているそうです。見てみたいですね。
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 1号館の西がジョージ・オルチン記念音楽堂とつながっています。
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 ジョージ・オルチン記念館は神戸女学院の理事長だったオルチン師を記念して立てられた新しい音楽館。
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 ジョージ・オルチン記念館のアップです。
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 近づいて見るとジョージ・オルチン記念館は曲線で構成されています。非常に珍しい。
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 上部の塔屋。
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 再びヴォーリズの1号館東面です。ここを通って・・・
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 2階からの連絡通路の下をくぐると・・・
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 音楽部2号館です。音楽館は今は T字に配置され、南北にジョージ・オルチン記念音楽堂と音楽部2号館が直線に並び、音楽部1号館が直交して東に延びた配置になっています。神戸女学院では最も華やかな建物群と言えるでしょう。

Pe's Poem 「フィジカル・リレイション」c0094541_2374191.jpg

  彼女は鏡に向かい口紅を引く
  鏡の中で笑う彼女に向かって笑う
  彼女に向かって笑う
  彼女に向かって
  笑う彼女を
  捕まえられる?
  ──が足りない
  と 叫んで
  ──は充足している
  と 気づく c0094541_238235.jpg
  叫ぶほど
  欠乏しているもの
  そして それは
  満ちあふれているもの
  過剰イコール欠乏という
  隠された答の中で
  試される
  ぼくらの接近の消耗はc0094541_23124213.jpg
  遠離の不毛
  どこまでも
  プラスとマイナスの並木道を歩き続ける
  あらゆる接触不能の道理は
  いつも絶縁体一枚の距離に支えられている
  こんなとき
  道理の破壊? 絶縁体の破壊? ぼくらの破壊?
  そのあと
  身軽になって
  タテヨコナナメに足したり引いたり
  ダンスステップ踏んで
  ヒト科楕円系属らせん系種
  その上で
  ぼくらの関係を
  維持する? 消去する?
  エネルギーのc0094541_2384883.jpg
  ベクトルは冥王星を過ぎ
  ぼくらの耐用年数は100年足らず
  だから
  ニュートンを離脱し
  ユークリッドに片目を閉じて
  溶解し 了解する
  捕まえたくない並木道で
  捕まりたくない並木道で
  つなぎ合う手と手の温もり感じながら
  もう叫ばないで と
  ぼくの彼女が笑う
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by gipsymania | 2006-10-23 23:16 | 建築

神戸女学院 門衛舎

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 緑の道を登っていくと岡田山の麓、南側に門と門衛舎が見えてきます。

神戸女学院 門衛舎 1933(昭和8)年
兵庫県西宮市岡田山4-1
撮影 2006.6.10 & 7.8
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 門の手前にある標識。大学、高等学部、中学部がある総合キャンパスです。
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 関西学院はいつも門が開放されて出入り自由ですが、ここは女性の学び舎。この守衛室に声をかけて見学の許可をもらう必要があります。とはいえ、何も手続きは要りません。問題なく許可がもらえるはずです。
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 キャンパスの中に入って門衛舎を振り返ったところです。写真に写っている、女子大生がすれ違うときに「こんにちは」と気持ちのよい挨拶してくれました。
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 キャンパスの北の端にある裏門です。この裏門を通って、狭い道路の向こうに見えているのは聖和大学。聖和大学も女子大でヴォーリズの建物が現存しています。
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by gipsymania | 2006-10-23 14:25 | 建築