<   2006年 11月 ( 29 )   > この月の画像一覧

因島の白滝山荘

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 因島にあるペンション白滝山荘はバプテストミッションハウスとして昭和初期にヴォーリズによって建てられ、宣教師ファーナム師が住宅として使用しファーナム邸とも呼ばれました。戦後は因島の日立造船のゲストハウスなどを経た後、荒れ放題になっていたそうですが、現在のオーナーである矢田部さんにより再生されました。素晴らしいチューダー・スタイルの木造一部3階建て。

いんのしまペンション 白滝山荘
旧 ファーナム住宅 (バプテストミッションハウス) 1931(昭和6)年
登録有形文化財
広島県尾道市因島重井町1233
撮影 2006.10.21 & 22
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 白滝山の中腹(といってもそんなに高所ではありません)にあるので、下の道路からもよく目立つ洋館。重井港からは車がいいでしょう。私は友人が迎えに来てくれましたが、ペンションの送迎もあるそうです。
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 ちょっと派手かなと思うほど太くて赤いラインで窓枠などを縁取る独特のハーフティンバーのデザインですが、近づいてよく見ると派手さよりも温かみを感じました。
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 道路側には当時のままの煉瓦塀が残っています。素晴らしい。
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 可愛いエントランスと煉瓦敷きの階段。
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 エントランスをアップで。左上に登録文化財のプレートが。斜面に立っているため、ここを入ると2階です。
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 入り口から後ろを見たところ。
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 エントランスの階段の下は1階で倉庫になっていました。
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 門灯も古い。
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 入り口横にあるベル。
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 入り口の木製扉も当時のまま。
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 この日は予約のキャンセルがあったとかで、宿泊客は私たちだけ。写真は出窓部分を外から見たところです。
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 このように斜面に建っていて向かって左側は三階建て。
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 食堂のヴォーリズらしい出窓。長椅子にもなります。
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 同じく食堂の正面側の窓。昔ながらの引き上げ窓です。
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 同じ窓ですが、最初の写真は夕方、こちらは朝に撮影しました。光の加減で雰囲気が変わります。
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 壁に埋め込まれた備え付けの食器棚。ヴォーリズの住宅によく見られる省スペース設計です。
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 食堂にはおなじみの暖炉。
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 3階の踊り場にも備え付けのタンスがあります。
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 3階に上がる階段には縦長の窓があって上手に光を取り入れるよう設計されています。
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 3階から階段部分を見ています。左にある丸窓が面白い。
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 丸窓から階段ホールを見たところ。
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 トイレ(共同)にあった昔のままの木製棚。
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 私たちが泊まった青柳の間です。
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 青柳の間に飾ってあった白滝山荘の絵。
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 こちらは部屋においてあった因島を紹介した絵本にあった白滝山荘の絵です。
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 裏側から見た山荘の全景。手前に煉瓦塀が見えます。
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 下の道路からの遠景です。ペンションは4室あります。13名までとか。アットホームで瀬戸内の幸を使った料理もおいしい。お値段も手ごろだと思います。なによりヴォーリズの建物に泊まる幸せが一番かな。

↓の2枚はJALの月間誌AGORAに出ていた白滝山荘。
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Pe's Poem 「更に丘へ」c0094541_1450526.jpg

  朝は戸口を出て
  垂直に伸びる建物と水平に伸びる道と
  二つの意思の間を
  ゆるやかに始まり
  色とりどりの営みに沿って
  楽しい日々の時刻めぐり
  午前十時の上り坂c0094541_1451995.jpg
  春ならばさくらのように過ぎて
  からんと明るい光雲(てるも)神社
  願いの筋はくもりのちはれ
  ふっくらとまるみを帯びた丘の上
  正午には展望台でまるい風景を眺める
  望遠鏡の中の光る海はきっかり一分
  望遠鏡の中の光る街もきっかり一分
  わずかな時間の所有の夢は
  コインが落ちてあとかたもなくc0094541_14512726.jpg
  閉ざされたレンズの向こうに
  霞のかかった海や街
  あるようでないような風景を尋ねて
  午後二時の下り坂
  秋ならばすすきかるかやを過ぎて
  紅葉の林はひんやりとして炎もなく
  身を焼くほどの罪はない か
c0094541_14514972.jpg  ひとでなしの罪はない か
  世はなべてこともなし
  予定調和の時刻めぐりの
  一日一日ずり落ちて
  このたびとつぜん更年期
  目の中をまっ赤に染めて夕陽が落ちる
  ここから始まる新しい日課は
  いまだ来たらず
  わたしはくうはく 空白です
c0094541_1452977.jpg  たたずめば足元にうずくまる風
  あるかなしか空気にも流れる道があり
  空白は 身軽だと分かる
  ウォーミングアップに小石をひとつ
  つま先でけり上げる
  さて とか
  では とかc0094541_14522995.jpg
  知らず知らずに声が出て
  その先はゆるやかに傾斜してゆく
  放物線の残像を追いかけて
  ふたたび春ならば
  見慣れた地図の上り坂
  丘の上にはやはり望遠鏡があるのだろうか



「おまけ」
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 広島から三原へ移動して、高速艇で因島へ渡る予定でした。手違いがあって山陽本線ではなく、海側を延々を走る呉線に乗ってしまいました。時間はかかるし、途中で乗り換えが必要でした。乗り換えた列車がこの瀬戸内マリンライナーでした。
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 マリンライナーの先頭車はこんな雰囲気のある車両です。とはいえ各駅停車の2両連結。時間をかけてゆっくり走ります。間違って呉線に乗ってよかった。
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 三原港からはこの高速艇で重井港まで20分もかかりません。
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 白滝山荘で一泊した翌日は因島の友人が写真の船でクルージングに誘ってくれました。
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 クルージングで見かけた向島の別荘地。
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 因島大橋の下もくぐりました。
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 帰りは重井港から尾道へ、やはり船で移動。写真はJR尾道駅。
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by gipsymania | 2006-11-30 14:56 | 建築

福岡市の西南学院大学ランキンチャペル

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 戦後の作品で、ほとんどヴォーリズらしさを感じません。チャペルという名前が付いていますが、中学時代に何回かこの建物に入った記憶では入学式や卒業式に使われていて、どっちかというと大講堂のイメージです。ミッションスクールですから式の前にはお祈りがありパイプオルガンが鳴っていました。

西南学院大学ランキンチャペル 1954(昭和29)年
福岡市早良区西新6-2-92
撮影 2006.8.12
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 建物はキャンパスの西南端に昔のまま。
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 2階にも座席がある大きなホール。このときは内部の改修を始める準備のような感じで、1階の椅子が取り外されて雑然としていました。まさか建物自体を撤去することはないとは思いますが・・・
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 パイプオルガンも解体されてステージの上に。
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 側面の窓を中から。
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 唯一、裏面の煙突がヴォーリズかな・・・という感じです。
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by gipsymania | 2006-11-29 14:02 | 建築

日本基督教団 広島流川教会

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 これも番外編です。広島で泊まったホテルのすぐそばに広島流川教会というのがありました。教会堂は新しく、そのまま通り過ぎようとしましたが、
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 塀に古い教会の写真レリーフを発見。
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 「原子爆弾によって崩壊した旧会堂・・・当時は、現電停「胡町」すじ向かいにあった。被爆後、焼け残った外枠壁を用いて再建されたが、原爆放射熱で脆くなった壁が崩れやすく修理困難のため保存を断念した。」と解説文。
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 それにしてもこのゴシック建築の教会は神戸ユニオン教会(現フロインドリーブ)に似ているなあ、と気になりました。帰って調べたらやっぱりヴォーリズの教会でした。被爆後も1971(昭和46)年まで使用されたそうです。

日本基督教団 広島流川教会
旧 広島メゾジスト教会 1927(昭和2)年/1971(昭和46)年解体
広島市中区上幟町8-33
撮影 2006.10.20
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by gipsymania | 2006-11-28 14:16 | 建築

広島YMCA

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 因島の白滝山荘へ行くついでに、行ったことがなかった広島に一泊しました。広島のヴォーリズ建築は原爆で消失しており、戦後の建築物しかありませんが、建築リストにあるところを見てきました。
 広島YMCA会館もデータでは昭和23年の設計になっています。ただし現物を見てもヴォーリズかどうか確認できませんでした。ただ建物は古いので可能性があるということと、会館の壁画が面白いので紹介します。

広島YMCA会館 1948(昭和23)年?
広島市中区八丁堀7-11
撮影 2006.10.20
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 建物は確かに古いです。
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 西面の窓の意匠もヴォーリズかな?
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 西面下部全体に壁画が残っています。これも古そう。誰が描いたかわかりませんが、面白いです。以下、壁画をアップで紹介します。
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by gipsymania | 2006-11-27 15:31 | 建築

京都の日本福音 ルーテル賀茂川教会

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 京都の地下鉄北大路駅の北口から賀茂川に向かってすぐのところにある教会。教会のホームページの解説を引用します。
 「賀茂川教会は「ヴォーリス建築設計事務所」の設計により1954年に建てられました。
 玄関、祭壇から小窓にいたるアーチ構造が特徴的で、安定感を与えます。建物の造りは決して斬新、モダン、奇抜なものではなく、全体に地味ながら丁寧、頑丈で、簡素な中に健全性と実用性がよく配慮されています。
 塔屋を備える外観は橙色系、室内は白色で統一され、温かみと清純さを感じさせます。白色は神とキリストの栄光を表しているともいわれます。
 会堂はノアの箱舟をイメージして設計されたといわれ、その中は、屋根の無垢な木組みが高い天井として覆いかぶり、高所にまんべんなく配置された小窓から光の束がさしこみ、幕屋を想わせる祭壇を浮かび上がらせます。全体が穏やかで、安心に包み込まれる思いがします。
 賀茂川教会は、2004年に宣教50周年を迎えましたが、2005年にその記念事業として、もとの風格を大切にしながら、改修工事を行っております。」

日本福音 ルーテル賀茂川教会 1954(昭和29年)/2005(平成7)年改修
京都市北区小山下内河原町14
撮影 2006.11.23
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 北側の通りから煙突が見えてきました。
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 東正面の三つのアーチ窓。
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 同じ窓を斜めから見ます。
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 アーチ窓のアップ。
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 エントランスです。
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 エントランスの扉もアーチ型。木製の両開き扉の色が印象的。
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 煙突をアップで。
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 南面です。
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 教会の南側には小さな幼稚園舎が。これもヴォーリズのようです。
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 全景です。こじんまりした感じのいい教会でした。
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by gipsymania | 2006-11-25 22:07 | 建築

滋賀県蒲生郡の安土町郷土館

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 JR安土駅の南東にある、洋館と純和風家屋が合体した一部三階建ての興味深い建築物で、ヴォーリズのリストでは伊庭慎吉アトリエ、伊庭家住宅または伊庭邸と呼ばれています。建築主は住友二代総理事の伊庭貞剛、居住者は四男の伊庭慎吉。彼は安土村の村長をやった人ですが、風流人だったらしく、若いころ絵の勉強のためにフランス留学をしたとか。大正初期の建物ですが、現在は安土町が管理・保存して、良好な状態に保たれています。期日指定で一般公開されていますので、その時期に訪問することをお勧めします。

安土町郷土館
旧 伊庭慎吉邸 1913(大正2)年
滋賀県蒲生郡安土町大字小中190
安土町指定文化財
撮影 2006.9.24
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 安土駅から歩いて行くと、見えてきます。向かって右(西)側が和風住宅、左(東)が洋風です。
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 一般公開の日曜日でした。玄関は2箇所ありますが、こちらの入母屋造りの玄関から入りました。
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 ごらんのように純和風。
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 東側はハーフ・ティンバーの洋館です。因島の白滝山荘(旧ファーナム邸)とも似た意匠。
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 こちらは洋館側の玄関ですが、この部分は和風。案内していただいたボランティアの人によると、後に洋風を和風に改造したとか。
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 東面、玄関横の下部です。この部分はサンルームで、一番気に入ったところです。
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 同じところを南東から。石積みの外壁と白い木枠の窓が素晴らしい。
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 サンルームの近くに石積みのプールのようなものが。井戸ではないでしょうし。水浴びでもしたのか?
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 サンルームの下部を南から。
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 南面です。美しい。
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 素晴らしいのでもう一枚。
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 一階の食堂にある暖炉。
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 食堂。
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 食堂のシャンデリア。
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 暖炉の上の部分。
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 一階和室の明り取り。
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 一階和室の窓。
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 和室と洋室部分はドアで仕切られています。
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 洋室部分のサンルーム。
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 同じくサンルームから南を見たところ。こんな明るい部屋があるとうれしくなります。
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 階段はヴォーリズらしく緩やかです。
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 階段を上から見ました。
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 手摺越しに二階の暖炉が見えました。
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 二階にもある暖炉。
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 二階の東の端(洋館玄関の上)はロフトになっています。使用人の居住区だったそうです。この部屋でもいいから住みたい。 なお、西側の大部分は三階建てで、そちらにもロフトがあるのですが、その部分はまだ公開されていません。
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 南西からの外観。
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 北東から。ヴォーリズらしいでしょう?
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 同じ面を南にずれた位置から見ています。
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 ちなみにJR安土駅を南東に出たら、駅前から道路にこのようなマークが続きます。これに従って歩けば郷土館にたどり着くようになっています。実に便利。

Pe's Poem 「秋日和」c0094541_1473119.jpg

  幸せなのかそうでないのか
  ふと考える
  過去と現在と未来と
  錯綜して現れる水平な時間
  
  照り返しの強い午後のベランダで
  気まぐれのように
  枯れた枝から吹き出した
  芽
  
  くさかんむりの下に
  隠れていた小さないのちが
  生きることに
  牙を剥く
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  長い間忘れていた日々に向かって
  洪水のように
  水をかける
  
  昨日と 今日と 明日と
  背中を流れていく街の音
  
  乾いたコンクリートの上に
  広がりあふれて
  足元に押し寄せる 波動
  
  わたしの中にも
  深い井戸があった
  
  掌には
  忘れてきたことをc0094541_1481933.jpg
  思い出したがる種
  知らなくてもいいことを
  知りたがる種
  秋まきの種はどれだったか
  
  今
  植えなければいけない種に
  今
  注ぐほどの水があるのかどうか
  
  ベランダの日脚は伸びて
  どこまでも傾いて
  とりとめのない物思いが影をひく
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by gipsymania | 2006-11-24 14:09 | 建築

日本福音 ルーテル名古屋教会

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c0094541_13454176.jpg 名古屋の千種区にあるルーテル名古屋教会。出張で泊まったホテルから歩いて行けるところだったので、朝見に行きました。戦後のヴォーリズ作品です。ルーテル教会はプロテスタント系で、ドイツの宗教家マルチン・ルターが始めた教派。ドイツから北欧に信者が多いとか。その後、アメリカを経て日本に布教されました。ヴォーリズのルーテル教会は数多くありますが、主として戦後の作品です。なお、名古屋にはもう一つ復活教会というヴォーリズ作品があります。


日本福音 ルーテル名古屋教会 1948(昭和23)年
名古屋市千種区今池3-5-19
撮影 2006.10.28
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 「疲れた者、重荷を背負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」・・・う~ん、行きたくなりそう。
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 ルーテル幼稚園が併設されています。
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 正面は西向き。これは少し西南にずれた位置から礼拝堂を見たところです。
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 南側から見た礼拝堂の側面。
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 幼稚園の運動場の隅っこにこんな小屋が。これもヴォーリズ?
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 北東からホールと礼拝堂を。
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 東の通りに面して牧師館と思われる建物が隣接しています。
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 アングルを変えて牧師館を。
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 最後に北西から全景です。朝早かったので日差しが弱いのは仕方がないか。
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by gipsymania | 2006-11-22 13:46 | 建築

神戸御影の小寺家三男邸

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 御影のセブンハーツの西に隣接しています。セブンハーツは3回目になりますが、いつも隣の家がヴォーリズ風なので気になっていました。どうもこの建物が北側にある小寺家の三男が使っていた住宅らしいということで、追加します。セブンハーツでお聞きしたところによると昭和10年築とか。ヴォーリズのリストによると、この年には神戸に「小寺敬一氏の借家A,B」というのが設計されています。したがって勝手にAとBは、この家とセブンハーツと解釈します。なお、現在の表札は小寺家ではありません。見ましたが誰だったか忘れてしまいました。(^^;;

小寺家三男邸
旧 小寺敬一氏の借家 1935(昭和10)年
神戸市東灘区住吉山手4
撮影 2006.11.11
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 南から正面を。外壁は新しい感じ。窓もサッシになっています。かなり改修されているようです。
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 エントランス周りも近代的な感じ。
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 もう少し上まで見ます。この妻の中央の煙突は確かにヴォーリズ。
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 門は煉瓦造りの立派なもの。立派過ぎるので後に作られたのかもしれません。門扉の意匠はヴォーリズでも見かけます。
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 北面です。本家の小寺邸側から見たところです。
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 再び全景を。1枚目とこの写真はセブンハーツの東側の道路から撮影。手前の赤い屋根はいずれもセブンハーツです。この写真の手前はセブンハーツの倉庫か車庫。
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 直接三男邸とは関係ありませんが、セブンハーツの東側の道を挟んで西側にあった門柱です。どう見てもヴォーリズの門柱ですよね。両端は普通のブロック塀で、塀の向こうの家屋もまったく一般的なものでした。既に撤去されていますが、ここにも昔はヴォーリズの建物があったのではないでしょうか。
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by gipsymania | 2006-11-21 13:53 | 建築

滋賀の日本基督教団 草津教会

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 JR草津駅の南東、サニーストリートという商店を抜けたところに草津教会があります。ヴォーリズの作品リストによれば、昭和初期の作品らしいのですが、見ただけでも外観は新しい。ただ中に入ってみると、内部は古いまま保存されていて、少なくとも建物外側部分は大幅に改築されているようです。

日本基督教団 草津教会 1929(昭和5)年/改築?年
滋賀県草津市大路1-17-11
撮影 2006.10.8
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礼拝堂の側面を南東から。
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 少し南側から見たところ。
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 日曜日だったので礼拝に参加しました。確かに礼拝堂は狭いのですが満席でした。
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 側面の窓。
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 向かって右側です。居住区でしょうか、2階があります。内部の感じは昔のまま。
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 階段も古い。
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 幼稚園につながっているか、子どもの声が廊下から聞こえてきました。
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 もう一度、正面を。
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 全景です。この日は空模様がもう一つで色がよくないです。
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by gipsymania | 2006-11-20 14:48 | 建築

日本基督教団 彦根教会

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 稜水会館とひこね市民活動センターを見たあと、彦根城から延びるキャスルロードという昔ながらの街並みを残した通りを歩きました。キャスルロードの西の端まで来て、南に曲がり彦根駅に向かう途中に教会の尖塔が見えました。そちらに廻ってみるとヴォーリズらしい雰囲気が・・・写真を撮って後で調べると、戦後ですが、やはり彦根基督教会堂というヴォーリズ建築事務所の作品でした。

日本基督教団 彦根教会 (彦根基督教会堂) 1960(昭和35)年
滋賀県彦根市本町1-8-20
撮影 2006.10.8
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 1960年になると、すでにヴォーリズは療養中でしたから、本人がこの教会の設計に関与したわけではありません。しかし、このこじんまりした教会からヴォーリズを感じます。
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 煉瓦の階段とシンプルなエントランス・ポーチ。
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 北側の建物の隙間から見えた尖塔。この風景のおかげで見逃さずにすみました。
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by gipsymania | 2006-11-19 16:29 | 建築