<   2007年 01月 ( 18 )   > この月の画像一覧

日本フリーメソジスト教団 大阪日本橋キリスト教会

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 少し番外編になります。大阪の電気街で有名な日本橋の一角にある教会。大正末期に建てられた教会で、設計者や施工主は不明ですが、平成13年に一粒社ヴォーリズ建築事務所が保存修理を行いました。登録有形文化財に指定された鉄筋コンクリート造三階建。

日本フリーメソジスト教団 大阪日本橋キリスト教会 1925(大正15)年/2001(平成13)年改修
登録有形文化財
大阪市中央区日本橋1-20-4
撮影 2006.6.17
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 登録有形文化財と施工時期を示すプレート。
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 この教会も左右と背面は隣接する建物が近すぎて東側正面からのアングルしかありません。
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 印象的な5連の尖塔アーチ窓。
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 正面左右にある丸窓のアップ。
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 エントランスの上部。
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 東面を下から。
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 この日は土曜日で結婚式をやっていました。
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by gipsymania | 2007-01-30 10:16 | 建築

東京の早稲田奉仕園 スコットホール

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 早稲田大学の一角にある財団法人早稲田奉仕園。設立の趣旨は 「早稲田奉仕園は創設以来、キリスト教精神に基づき、国際的な視野に立って社会を洞察し、他者と共に生きる人間形成の場としての働きをしています。」
 2号館スコットホールは早稲田奉仕園の事業に理解を示したJ.E.スコット夫人(1851-1936)の寄付により、 1921年(大正10年) ヴォーリズ建築事務所の設計原案に基づき、早稲田大学の内藤多仲と今井兼次の共同設計で建てられました。1991(平成3)年の改修工事を行ったのも一粒社ヴォーリズ建築事務所。煉瓦造2階建て(塔屋のみ3階)、半地下1階

早稲田奉仕園 スコットホール(2号館) 1921年(大正10年)/1991(平成3)年改修
東京都選定歴史的建造物
東京都新宿区西早稲田2-3-1
撮影 2006.12.7
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 東面。講堂(礼拝堂)が東西に、それと直角に張り出している左側部分は会議室に利用されているそうです。
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 塔屋部。地下は音楽練習室。
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 講堂の正面は東側。
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 講堂エントランス。
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 講堂の中へ。正面の講壇を見ていますが、礼拝堂ですね。
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 後ろを見ています。
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 側面のアーチ窓。礼拝堂特有の光の加減が美しい。 
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アーチ窓のアップ。
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 雰囲気がいい講堂でした。
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 創立者ベニンホフ博士の像。[その歴史は1908年(明治41)米国バプテスト教会の宣教師であったH.B.ベニンホフ博士が、早稲田大学の創始者大隈重信の依頼を受け、キリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を開いたことに始まります。]
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 南の切妻面。
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 南の地下室へ入る通用口。
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 西側は裏面になります。
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 西側にも地下室への通用口が。
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by gipsymania | 2007-01-28 09:44 | 建築

東京の西町インターナショナルスクール

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c0094541_1052196.jpg東京麻布の西町インターナショナルスクール。娘でライシャワー博士夫人の妹、松方種子女史が1947年に創立した国際学校で、今は世界30国、400名が学んでいるそうです。ヴォーリズが設計した大正時代の松方正熊男爵邸がそのまま使われています。木造二階建て(一部三階)。


西町インターナショナルスクール
旧 松方正熊邸 1921(大正10)年
東京都選定歴史的建造物
東京都港区元麻布2-14-7
撮影 2006.12.7



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 南西から。この日は外壁の工事中で西面と北面にはテントの防護布が張り巡らされていて、あまりよい撮影ポイントがなかったのが残念。
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 北側に回りましたが、ごらんのように上部しか見えません。
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 北側の通用門。
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 北面も工事中なのでもう一つですが、ヴォーリズらしい木造建築であるのがわかります。
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 東側にエントランスポーチ。白い木組みが美しい。
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by gipsymania | 2007-01-25 10:22 | 建築

東京の日本基督教団 本郷中央教会

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 地下鉄都営大江戸線の本郷三丁目の駅を出て東へすぐのところにある本郷中央教会。元ヴォーリズ建築事務所のヴォーゲルが川崎忍(カリフォルニア大学出身、立教女学院の寄宿舎などの作品がある)と共同設計した、鉄筋コンクリート3階建て(塔屋は5階建て)の教会。登録有形文化財に指定されています。

日本基督教団 本郷中央教会 1929(昭和4)年
設計 : J.H.ヴォーゲル(ヴォーリズ建築事務所)/川崎忍
施工 : 辻組
登録有形文化財
東京都文京区本郷3-37-9
撮影 2006.12.8
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 入り口右に登録文化財のプレートがあります。上の中央会堂のプレートは焼失した古い教会堂にあったものだそうです。
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 北が正面です。
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 エントランス上部の2連窓。
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 隣接の建物が近すぎて正面以外はあまりいいアングルがありません。正面右側部分です。
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 東側には小さな路地がありかろうじて撮影が出来ます。これはその東側から見た塔屋下部の長窓。
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 もう少し南にずれて礼拝堂の側面を。
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 エントランスから中を覗きました。1階は幼稚園。このときは丁度園児たちが帰るところでした。
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 もう少し中が見れないかと近づきましたが、これ以上は無理。
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 エントランスの右側には4本のロウソクをかたどった窓があります。この日はウィークデイだったので元々礼拝堂に入るのはあきらめていましたが、もう少し時間があれば園児たちが帰った後に見れたかもしれません。内部の写真は↓から少し見ることが出来ます。よさそうですね。
http://home.u07.itscom.net/nardo/tokyo/16298.html
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by gipsymania | 2007-01-23 10:35 | 建築

東京の青山学院高等部 P.S.講堂

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c0094541_12361590.jpg ヴォーリズの建築リストに青山学院のPS講堂があったので行ってきました。実は今「これは違うかな?」という気持ちですが、せっかくなので掲載します。→は青山学院の同窓会のHPにあった建設当時の写真です。リストによると1934(昭和9)年ころの築ですが、実際の建物はそこまで古くはないようでした。当時の写真とも窓の配置が違います。多分戦後に改修または改築されたものと思われますが、それに一粒社ヴォーリズ建築事務所が関与したかも分かりません。ただ、全体の建物の形はよく似ていますので、オリジナルを踏襲しているのは間違いないでしょう。

青山学院高等部講堂 P.S.講堂
旧 青山学院講堂 (P.S.講堂) 1934(昭和9)年、改築?年
東京都渋谷区渋谷4-4-25
撮影 2006.12.7
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 北側から正面へ向かいます。この日は曇天。写真撮影にはいまいち。
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 西側が正面エントランスです。
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 入り口の扉の上部はアーチ型。
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 窓のガラス越しに見た内部の階段。
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 廊下。
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 大きな講堂の中。椅子が現代風になっています。
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 北の大学側から高等部に向かうと最初に見えてくる北面。
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 もう一枚アングルを変えて。
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 講堂側面の出入り口。以上でPS講堂を終わります。青山学院のキャンパスには興味深い建物が多く残っています。その一部をついでに。
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 PS講堂の南に建っている高等部校舎。
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 PS講堂の北にある高等部本館。
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 青山学院大学のキャンパスでは最も有名です。

間島記念館 
旧間島記念図書館 1928(昭和4)年
設計・施工 : 清水組
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法人本部 1931年(昭和6年)
設計・施工 : 清水組
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by gipsymania | 2007-01-21 13:04 | 建築

日本基督教団 浪花教会の礼拝堂

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 一度行きましたが、そのときは外部の写真しか撮れませんせした。そのときの写真は↓です。

http://gipsymania.exblog.jp/4502788/

 大きなステンドグラスが気になっていて一度中を見たかったので、日曜日に出かけました。やはり行って見ないと分からないもので、内部は想像とは違った珍しい構造・意匠で驚きました。この教会はヴォーリズの設計指導のもとに竹中工務店が設計施工したものです。

日本基督教団 浪花教会 1930(昭和5)年
設計指導 : ヴォーリズ建築事務所
設計 : 石川純一郎・早良俊夫(竹中工務店)
施工 : 竹中工務店
大阪市中央区高麗橋2-6-2
撮影 2007.1.14
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 礼拝堂は二階にあります。これはエントランスから二階への階段。
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 教会には珍しく地下室があるようです、地下は化粧室という表示がありました。
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 二階の礼拝堂入り口を中から見ています。
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 礼拝堂の正面。古い教会なので、もっと古式豊かな造りかと思っていましたが、意外にモダンな礼拝堂です。今まで見てきたヴォーリズの教会建築では初めて見た様式です。この辺は竹中工務店の設計者の意図がかなり強く反映されているのでしょう。
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 聖壇と窓。
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 尖頭アーチ窓。非常に現代的なデザインです。外から見たらステンドグラスに見えましたが、全部がそうでもなさそうです。
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 礼拝堂背面にあるパイプオルガン。
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 礼拝堂自体がアーチ構造をしているのでトラスの補強などがまったくなく、天井はすっきりした印象。日本の教会ではかなり珍しい構造でしょう。考えてみると外部から見た礼拝堂の上部はアーチ型をしていないので、アーチ天井の裏にハンマービーム型か何かの補強が隠されているのではないでしょうか。
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 アーチの中に組み込まれたような窓。昭和初期とは思えないモダン設計です。
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by gipsymania | 2007-01-19 22:53 | 建築

日本バプテスト福岡基督教会

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 福岡市の桜の名所西公園の麓にある戦後のヴォーリズ建築です。地下鉄大濠公園駅から北西に位置するシンプルな教会。

日本バプテスト福岡基督教会 1955(昭和30)年
福岡市中央区荒戸2-5-16
撮影 2007.1.6
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 正面のファサード。大きな尖頭アーチ窓。
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 正面は南向き。手前の門の飾りレンガはおなじみのヴォーリズの意匠です。
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 玄関を挟んで両側に2連の尖頭アーチ窓があります。
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 東側から煙突が見えます。
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 北側から礼拝堂の裏側を見ています。
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 もう一枚北側からレンガ塀越しに。
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 再び南側に戻ります。汀(みぎわ)幼稚園が併設されています。手前に見えるのは藤棚。福岡の藤の名所だそうです。初夏に行くときれいでしょう。教会のHPの写真集↓。下の方に写真があります。
http://www.k3.dion.ne.jp/~fukbapch/sub11.html
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 北西にもう一本煙突が見えます。
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 玄関を中から。
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 教会は開いていましたが、土曜日なので照明が消えていました。少し暗いのは仕方がありません。
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 側面は長手の角窓。
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 礼拝堂の背面。
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 正面聖壇をアングルを変えて。
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 教会の北側に牧師館と思われる建物がありました。
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by gipsymania | 2007-01-16 15:40 | 建築

福岡の西南学院大学博物館(ドージャー記念館)内部写真

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 昨年の夏にも訪問しましたが、お盆と正月は休館日で中が見れませんでした。今回は事情により正月ではなく成人の日の連休を挟んで帰省しましたので、中を見ることが出来ました。
 この写真は大学の2007年度の入学案内の表紙にあったものです。ジョージアン・コロニアル・スタイルの三階建て煉瓦造り。
 前回撮った外回りの写真は↓からどうぞ。
http://gipsymania.exblog.jp/4474478/
 なお、このブログで「建物の位置が変わったようだ」と書きましたが、今回、窓口で同じ位置にあることを確認しました。

西南学院大学博物館 (ドージャー記念館)
旧 西南学院中学校・高等学校講堂 1921(大正10)年/2005(平成17)年改修
福岡市指定有形文化財
福岡市早良区西新6-2-92
撮影 2007.1.6
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 一階の廊下。内部は一貫して床から立ち上がる黒い木製の腰板と、その上部から天井まで白い漆喰の組み合わせ。非常に落ち着いた印象を受けます。
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 一階に小部屋があり、創立者の C.K.ドージャー氏の記念室になっています。
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 ドージャー記念室の中にある愛用のピアノ。
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 一階の広間は展示室。ユダヤ教、キリスト教関係の資料やドージャー氏の遺品が展示されています。c0094541_150254.jpgc0094541_1502353.jpg
















 展示室内部にガラスの窓があり建物のレンガが見えるようになっています。説明書によると、長手と小口を上下一段おきに交互に積み上げるイギリス積みを一部変形したオランダ積みだそうです。
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 二階に上がる階段。段板は塩地という落葉広葉樹が使われていて、段板の左右が凹んでいるのは、長年使われたため磨り減ったのです。
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 講堂は2・3階の吹き抜け構造。正面の講壇は三芯アーチという、通常のアーチより緩やかな曲線を描いています。
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 講壇側から背面を。講堂に入ったら油のような匂いがします。私が通っていたころと同じ匂いです。当時は床に油をひいてその匂いがするのかと思っていましたが、説明書を見ると防音の目的でコークスが床板の間に挟みこんであるためと判明。
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 二階の北側の窓。
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 三階のギャラリー張り出し部は太くて黒い八角の柱が支えています。
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 講壇はステージが曲線状に一段高く張り出す、プロセニアム。ステージ形式というそうです。
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 こちらは南側の窓。
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 講堂入り口を中から。
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 二階から三階への階段と踊り場。
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 三階への入り口。
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 三階から講堂正面を。
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 三階から見た南の窓。
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 三階から二階に並ぶ長椅子群を見ています。これらの長椅子は約3.5メートル長さの一枚板で出来ており、大変貴重なもの。
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 三階の背面。
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 三階部分はギャラリーといわれる張り出しで、私が通ったころはここにも長椅子が並んでいました。
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 三階にも講壇側に一部長椅子が残してありました。
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Pe's Poem 「寒夜」


  遠くのほうで
  家屋の解体が始まる
  これほど隔たった場所では
  土埃りひとつ
  黴くさい匂いひとつ
  届きはしない
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  水を飲み干す男の
  喉を伝う水滴
  散りもせずに落ちてくる
  
  イリュージョン
  引き倒された大黒柱の上に
  散乱する屋根瓦
  あきれるほど多くの堆積されたもの
  
  かつて
  確かに息づいていたものがc0094541_15425634.jpg
  年月を経て無機に化す
  その過程が
  距離のフィルターを通して
  網膜に届く
  
  男は旅立つところだ
  振り返らない
  高坏はひび割れて
  濡れた砂も乾いて
  鳴っているのは風ばかり
  
  既に
  遠い昔c0094541_15432644.jpg
  砂嵐に埋もれてしまった家屋
  <砧を打つ>スタイルを
  封じ込めたまま
  その重さに朽ちた家屋
  -----ストップ! 巻き戻して
  巻き戻してもう一度-----
  
  きしむのは
  寒いから
  何もない誰もいない
  夜だからc0094541_15434768.jpg
  崩壊のとき
  風は
  からだの深奥で渦巻いている
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by gipsymania | 2007-01-15 15:29 | 建築

日本福音 ルーテル久留米教会

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 福岡県久留米市の中心街、六つ門の通りから北へ1ブロック行ったところに、ヴォーリズが設計した大正中期の教会があります。スレート葦煉瓦造り、入り口の部分は三階の塔。90年近く前の建物ですが、よく手入れされていて今も現役です。設計はヴォーリズで工事請負は関忠次。

日本福音 ルーテル久留米教会 1918(大正7)年
福岡県久留米市日吉町16-3 
撮影 2007.1.7
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 北側に門があります。実は昨年の夏にもここを訪ねたつもりでしたが、六つ門の通りにある別の教会に行ってしまいました。カトリックの久留米教会だったのです。後で間違いと気づきましたが、建物の雰囲気でカトリックとの違いが分かりそうなものです。(恥)
 ということで今回出直しです。
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 北側にはこのような塀が続きます。
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 東面の礼拝堂と塔。
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 正面のエントランス。北向きなので多くの写真が逆光になってしまいました。
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 礼拝堂北面。西の端に煙突が見えます。
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 さらに西側には木造の建物がくっついていました。
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 裏側から南面を。
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 南の西側にももう一本煙突が。
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 礼拝堂の内部です。白壁の聖壇とパイプオルガンが見えます。
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 礼拝堂の天井部は木製のトラス構造。
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 礼拝堂の背面。
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 聖壇です。何度も改修しつつ、いい状態で使われているのが分かります。
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 聖壇の左にある古いオルガン。壁にかかっているハート型の板は会堂建築記念の銅版です。大正7年のもの。
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 パイプオルガンとアーチ窓。
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 礼拝堂の北面。
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 こちらは南面。
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 素晴らしいアーチ窓をアップで。
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 二階に上がる階段。階段の下に靴箱のスペースを設けているのがヴォーリズらしい工夫ですね。
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 階段を上がって行きます。
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 ここにもアーチ窓。
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 二階の手すりはカーブを描いて。
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 二階から礼拝堂へ入ります。
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 二階から見た礼拝堂。
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 礼拝堂背面の大きなアーチ窓上部には8本の蝋燭がデザインされています。神戸女学院のソール・チャペルにも同じようなデザインがありましたが、そちらは7本でした。
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 二階にも礼拝できるように椅子が並んでいます。
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 信徒と話をされる水原牧師。私にも声をかけてくださいました。
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 私がヴォーリズ建築を訪ねていることをお話したところ、ルーテル久留米教会の宣教80周年史「雲の柱 火の柱(1981年刊)」という立派な本をいただきました。開いてみると当時の図面が5ページに渡り掲載されている貴重な本でした。
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 現在の塔屋。
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 水原牧師に頂いた1927(昭和2)年の貴重な写真。塔屋の上にはパラペットのみで、今の尖塔と十字架がなかったことが分かります。
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主は彼らの前に行かれ、
昼は雲の柱をもって彼らを導き、
夜は火の柱をもって
彼らを照らし、昼も夜も
彼らを進み行かせられた。

昼は雲の柱、
夜は火の柱が、
民の前から離れなかった。
(出エジプト記第13章21・22節)


And all the timec0094541_9522241.jpgc0094541_9523847.jpg
the Lord went before them,
by day a pillar of cloud
to guide them on their journey,
by night a pillar of fire
to give them light,
so that they could travel
night and day.

The pillar of cloud
never left its place
in front of the people by
nor the pillar of fire by night.
(EXODUS 13, 21.22)
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by gipsymania | 2007-01-13 17:16 | 建築

日本福音 ルーテル大牟田教会

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 福岡県の大牟田駅北西に建つルーテル大牟田教会。戦後すぐの作品ですが、ヴォーリズらしいシンプルで瀟洒な教会です。教会のホームページ↓がリニューアルされていますのでご覧ください。

http://homepage2.nifty.com/kurumechurch/ohmuta.html

日本福音 ルーテル大牟田教会
旧 大牟田ルーテル教会 1948(昭和23)年
福岡県大牟田市本町2-3-2
撮影 2007.1.7
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 尖塔と地球儀のような丸窓に特徴があります。
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 教会の入り口。
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 南西から礼拝堂の南面を。
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 同じく南面を東にずれた位置で撮りました。冬なので落葉していますが、大きな桜の木があります。春はきれいでしょうね。
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 更に東に行くと幼稚園舎がありますが、今は廃園になっているそうです。
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 東の駐車場から旧幼稚園を。
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 教会の北面。手前にレンガ塀が見えます。
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 レンガ塀は北面に沿って東まで続いていました。
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 東の駐車場から牧師館が見えます。
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 北側から見た牧師館とレンガ塀。
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 牧師館二階の窓。
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 牧師館の西側に旧幼稚園のサンルームのようなものがありました。なかなかいい感じ。
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 サンルームをアップで。
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 もう一度正面ファサードを。

実はこのルーテル大牟田教会は、ここに行く前に訪問したルーテル久留米教会の水原牧師が兼任されているため、水曜日が礼拝日になっていて中を見ることが出来ませんでした。久留米教会で知り合った水谷牧師とメール交換をしていましたが、「大牟田教会の図面が出てきてW.M.VORIES.CO とあったのでヴォーリズに間違いないでしょう」とのことでした。そのとき内部の写真などを送っていただいたので紹介します。なお、これらの写真は冒頭のHPにも掲載されましたのでそちらもどうぞ。
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 礼拝堂の内部。
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 二階から見た礼拝堂。
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 雰囲気のある聖壇。
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 昭和50年代の教会全景。
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 同じく古い写真ですが、やはり桜がきれいです。

私が子どものころの大牟田は三池炭鉱があってにぎやかな町でしたが、今は人通りも少なくだんだん寂れて行っているようです。兼任牧師による水曜日の礼拝や幼稚園の廃園もそのせいでしょうが、是非ともこれらの建物はこのまま残して欲しいと願います。

最後に、ルーテル久留米教会でお世話になった上に、色々気さくに教えていただいた水原牧師に感謝します。
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by gipsymania | 2007-01-12 11:14 | 建築