タグ:福岡 ( 19 ) タグの人気記事

八幡バプテスト教会

c0094541_131444.jpg
 なかなか行けなかったところですが、福岡への帰省のついでにJR黒崎駅から南に下がったところにある八幡(やはた)バプテスト教会に立ち寄ってきました。
 
 福岡県にはバプテスト系の西南学院があるせいか、バプテスト東福岡教会日本バプテスト福岡基督教会西南学院バプテスト教会(解体)などの戦後の礼拝堂がありますが、これもその一つ。

 ヴォーリズ建築事務所が手掛けた戦後の教会建築。例にもれずシンプルな礼拝堂ですが、多くの木造教会で見られる吹き付けのスタッコ壁ばかりではなく、ここでは妻面や入口の重厚な木製ドアなど木の存在感を強調した意匠を採用していて特徴になっています。木造平屋(一部2階)建て。

八幡バプテスト教会
1955(昭和30)年
北九州市八幡西区岡田町2-14
撮影 : 2012.5.20
c0094541_13163123.jpg
c0094541_13164065.jpg
c0094541_13164612.jpg
c0094541_13165289.jpg
 かなり奥行きのある礼拝堂です。
c0094541_13172124.jpg
c0094541_13172565.jpg
 聖檀の裏側は居住区のようです。
c0094541_1318266.jpg
c0094541_13181391.jpg
c0094541_13182317.jpg
 正面中央の窓は木の質感を強調しています。
c0094541_13194356.jpg
 分厚い木製ドア。多分中空になっているのでしょう、リベットが打ってあります。
c0094541_13201349.jpg
c0094541_13202144.jpg
 ロビーと礼拝堂の間にあるドアのガラスは色ガラスなので、ガラス越しに撮ったらこんな色です。
c0094541_1321146.jpg
 礼拝の開始前に内部を見せてもらいました。
c0094541_13213635.jpg
 許可をもらって2階へ。正面のガラス窓を中から見ています。
c0094541_13215899.jpg
 こちらは側面の窓。
c0094541_13224964.jpg
 隣接する銀星幼稚園の鐘楼ですが、鐘はないようです。
c0094541_1324862.jpg

[PR]
by gipsymania | 2012-05-21 13:25 | 建築

昭和時代の福岡社家町教会

c0094541_124738100.jpg
 1年前に内部を見ることができた日本基督教団福岡社家町教会。このブログを見ていただいた関係者の方から貴重な古い写真をいただきました。25年くらい前の白黒写真です。見てもらったらわかりますが、最近の状態とまったく変わっておらず、建物や備品類は手を加えることもなく、大切に使い続けられているのがわかります。

日本基督教団福岡社家町教会 1929(昭和4)年
福岡市博多区冷泉町6-7
撮影 : 昭和末期
c0094541_12481596.jpg
c0094541_12482551.jpg
c0094541_12483538.jpg
c0094541_12485068.jpg
c0094541_1249079.jpg
c0094541_12491015.jpg
教会の模型です。手前の和風の住宅が牧師館。
[PR]
by gipsymania | 2011-03-13 12:53 | 建築

日本基督教団福岡社家町教会

c0094541_11304915.jpg
 3年半ぶりの訪問です。正月を避けて福岡へ帰省しました。国の登録有形文化財の旅館鹿島本館を見に行ったついでに、すぐ近くにある福岡社家町教会に立ち寄りました。前回は門の間からやっと、奥の玄関が見えたくらいで、私にとっては神秘的な印象が残っています。

 午後1時を過ぎたころ。日曜なので礼拝があったとしても、遅すぎると思い、期待はしていませんでした。ところが門の鉄扉が開いていて、最後の信者さんたちが出てこられるところでした。近づくと玄関に牧師さんがいらっしゃったので、お願いしたら快く内部も見せて頂くことができました。

 お話も伺いました。この教会は昔のまま、ほとんど手が加えられていないそうです。小さな礼拝堂ですが、簡素でヴォーリズらしい空間が期待を裏切りませんでした。

日本基督教団福岡社家町教会 1929(昭和4)年
福岡市博多区冷泉町6-7
撮影 : 2010.1.10
c0094541_11321441.jpg
c0094541_11323066.jpg
c0094541_113249100.jpg
c0094541_1133677.jpg
c0094541_11333168.jpg
 簡素ながら歴史を感じる聖壇。
c0094541_11341040.jpg
 美しい天井トラスは木造。
c0094541_1134599.jpg
c0094541_11351799.jpg
c0094541_11353989.jpg
 前回は外からしか見れなかった、アーチ窓から光が差し込んで。
c0094541_11364389.jpg
 整然と並ぶ角に丸みをもたせた長椅子は1枚板が使われています。
c0094541_11373411.jpg
 小さな礼拝堂ですが、昭和4年といえば、神戸女学院の設計を行っていたころにあたり、いわばヴォーリズ建築事務所の最盛期。さすがに質の高い仕事をしています。
c0094541_11433834.jpg

Pe's Poem 「玄冬へ」


野に出れば 朝日の影

長く指を伸ばし 草の根を探る

一夜の夢築いた霜の柱は

硝子の破片撒き散らし 一面に乱反射

燃え上がり陽炎う 光と闇の瞬時の交叉に

弾ける幻の火花

身にうつし 露に鎮めて

歩き始める

玄冬(ふゆ)へ
[PR]
by gipsymania | 2010-01-15 11:44 | 建築

日本福音ルーテル博多教会

c0094541_14315750.jpg
 2年半前に訪ねた時は外部のみ見てきましたが、先日帰省したときの日曜日に出かけてきました。もっと早い時間に行くべきでしたが、いろいろあって到着した時はお昼。すでに日曜礼拝が終わっていて、信者の方もほとんど残っていない状態でしたが、無理を言って中を見せていただきました。

 前回紹介したように戦後1948年の作品で、外部が改修されているため、新しい教会のように見えますが、内部は昔の姿を留めているそうなので、ぜひ見たかったのです。

日本福音ルーテル博多教会 1948(昭和23)年
福岡市博多区須崎町3-9
撮影 2009.1.11
c0094541_14324518.jpg
c0094541_1434569.jpg
c0094541_14332137.jpg
 礼拝堂はかなり大型です。アーチの向こうに薔薇窓のある聖壇が。
c0094541_1434555.jpg
 天井は当時を思わせる木製のトラス構造。
c0094541_14353857.jpg
c0094541_14355110.jpg
 両側の縦長アーチ窓が美しい。
c0094541_14362551.jpg
 振り返って2階席のある入口方向をみています。
c0094541_14371047.jpg
 
c0094541_14372591.jpg
 中を見たかった理由の一つはこれ。礼拝堂の最後尾・両側の長椅子には豊郷小学校にあるウサギと亀の彫り物に似た羊の飾りがあります。思ったより小さかったです。しかしヴォーリズのユーモア精神を感じますね。
c0094541_14383478.jpg
 前回、幼稚園と思ったこのスパニッシュ風の建物は牧師館でした。
c0094541_14391218.jpg
 礼拝が終わって後仕舞をされているときに、見せていただきありがとうございました。
[PR]
by gipsymania | 2009-01-13 14:40 | 建築

福岡女学院

c0094541_11432169.jpg
福岡女学院の日佐キヤンパスに一粒社ヴォーリズ建築事務所の作品があります。正門横の門衛舎で見学を申し込んだら簡単に許可がでたうえ、車も構内に駐車させていただきました。

 作品は少なくとも中高体育館、学生センター、短大寄宿舎、幼稚園、中高視聴覚館、100周年記念館の6棟と思われますが、いずれも築年がはっきりしません。福岡女学院のホームページによると、1955年に日佐キヤンパスに「福岡女学院幼稚園」開園。日佐キヤンパス1960年に新校舎落成、平尾から移転となっています。100周年記念館は100周年なので大体の竣工年がわかるため、一応今回見ることができた建物の築年を以下のようにしました。

福岡女学院短大寄宿舎(カナン寮)1960(昭和35)年以降
福岡女学院中高体育館 1960(昭和35)年以降
福岡女学院100周年記念館 1989(昭和64)年

福岡女学院
1960(昭和35)年以降
設計 : 一粒社ヴォーリズ建築事務所
施工 : 不明
福岡市南区曰佐3-42-1
撮影 : 2008.8.14
c0094541_11443696.jpg
c0094541_1145062.jpg
c0094541_11451947.jpg
 今はカナン寮と呼ばれている短大寄宿舎。赤瓦の屋根や煙突はヴォーリズらしいが、建物自体はインターナショナルでモダニズム。
c0094541_11483918.jpg
 スパニッシュ風の体育館。
c0094541_11492230.jpg
c0094541_11493722.jpg
c0094541_11495343.jpg
c0094541_1150910.jpg
c0094541_11502452.jpg
c0094541_11504118.jpg
c0094541_115197.jpg
 現代的な100周年記念館。
[PR]
by gipsymania | 2008-09-01 12:10 | 建築

福岡女学院幼稚園

c0094541_1412177.jpg
築年は不明ですが、福岡女学院のホームページに「1955年に日佐キヤンパスに福岡女学院幼稚園開園」とあるので、その後増築か改築された可能性もありますが、開園時を築年としました。スパニッシュ風の2階建てのようです。

よく調べるとやはり1955年でした。したがって当時は正真正銘のヴォーリズ建築事務所なので、一粒社を削除します。(2008.9.4)

福岡女学院幼稚園 1955(昭和30)年
施工 : 不明
福岡市南区曰佐3-42-1
撮影 : 2008.8.14
c0094541_1413388.jpg
東門に門衛舎があります。幼稚園はこの奥ですがこれ以上中へ入る勇気はなく。門の外からなんとか撮ったのが1枚目の写真です。
c0094541_14134051.jpg
 福岡女学院教会の前の道から少しだけ見えました。
[PR]
by gipsymania | 2008-08-25 14:26 | 建築

日本基督教団 福岡女学院教会

c0094541_1343118.jpg
 福岡女学院のキャンパス近くにある福岡女学院教会。ARBOSという建築事務所の沼田正雄氏が一粒社ヴォーリズ建築事務所時代に設計したという記事をネットで知り、お盆の帰省のついでに見に行きました。

 福岡女学院のホームページではこの教会の写真の横に1949(昭和24)年に福岡女学院教会創立という記述がありますので、もしかしたら創立時代の建物の可能性もあるわけです。沼田正雄氏の設計だとすると、「100周年記念館」と同時期、すなわち1989(昭和64)ころの築でしょうが、実際見た目では築後20年以上経っているように感じました。


日本基督教団 福岡女学院教会 昭和期
設計 : 一粒社ヴォーリズ建築事務所
施工 : 不明
福岡市南区柳瀬1-41-32
撮影 : 2008.8.14
c0094541_13452917.jpg
c0094541_13455340.jpg
c0094541_13462154.jpg
c0094541_1347366.jpg
c0094541_13483716.jpg
c0094541_13485997.jpg
c0094541_1349202.jpg
c0094541_13494059.jpg
c0094541_13495758.jpg
 戦後のプロテスタント系教会の典型的というか、シンプルな設計。とんがり帽子の十字架とスペイン瓦が美しい教会です。実際は御覧のようにかなり年代を感じます。いろいろ調べましたが結局正確な築年はわかりませんでした。
c0094541_13523969.jpg
c0094541_1353715.jpg
 礼拝堂の奥に牧師館のような建物がありました。こちらは新しそうに見えます。

 福岡女学院には一粒社ヴォーリズ建築事務所が手がけた建物が他にもあります。女の園なのであまり長居はできませんでしたが、次回紹介します。
[PR]
by gipsymania | 2008-08-19 13:57 | 建築

西南女学院大学マロリーホール

c0094541_1551650.jpg
 c0094541_15523578.jpg行けそうで行ってなかった小倉の西南女学院。連休に下関と門司の近代建築散策のついでに足をのばしました。本当は、このマロリーホールと中高等部にあるロウ講堂を見に行ったのですが、やはり休日の女子高には入れず、周りからもロウ講堂の姿は見えないとのこと。残念ながら大学のキャンパスにあるこの建物だけ見ることができました。
 
 1950年の竣工ですから、ヴォーリズ氏の晩年の作品。戦後らしいシンプルなデザインですが、やはり「らしさ」は感じられました。キャンパスのシンボル的な建物です。鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。

西南女学院大学マロリーホール 1950(昭和25)年
施工 : 不明
北九州市小倉北区井掘1-3-5
撮影 : 2008.5.3
c0094541_15525077.jpg

c0094541_1553993.jpg
c0094541_15532580.jpg
 円形の玄関庇。ヴォーリズにしては珍しい意匠です。
c0094541_15551080.jpg
c0094541_15552176.jpg
 玄関の窓越しに玄関ホールを覗いてみました。
c0094541_15563795.jpg
 正面から向かって左側に回ってみました。
c0094541_15565686.jpg

c0094541_15585444.jpg
c0094541_1559759.jpg
c0094541_160263.jpg
 窓は現代的ですが、絵ガラスが使われて。
c0094541_161853.jpg
 地下階があります。
c0094541_1614356.jpg

[PR]
by gipsymania | 2008-05-06 16:08 | 建築

日本基督教団福岡中部教会

c0094541_13473922.jpg
福岡の中心地、天神町から地下鉄で西へ1駅。赤坂駅で下車して明治通り沿いに少し東に戻ったところにある小さな教会。
 ヴォーリズ設計の教会が立て替えられたものですが、建て替えは、現在の一粒社ヴォーリズ建築事務所が行ったこともあり、ヴォーリズらしさを強く感じさせます。以前の教会は知りませんが、間違いなくオリジナルの外観を踏襲していると確信します。
 隣接のガラス張りの現代高層ビルに映り込む教会の尖塔が美しい。

日本基督教団福岡中部教会
旧日本メソジスト福岡教会 1941(昭和16)年 / 1989(昭和64)年建替
建替設計 : 一粒社ヴォーリズ建築事務所
福岡市中央区大名2-4-36
撮影 : 2008.1.14
c0094541_13484364.jpg
 明治通りに面してスクラッチタイル貼りの門柱と鉄製格子扉があり、この奥が礼拝堂。
c0094541_1356192.jpg
 礼拝堂の背後に縦長のアーチ窓を持つ別の建物が見えます。まぎれもなくヴォーリズの世界。
c0094541_1351043.jpg
 正面の妻には2蓮のアーチ窓、玄関庇はスペイン瓦葺きでスパニッシュ風の教会。
c0094541_13534849.jpg
 鐘楼は尖塔。
c0094541_13542644.jpg
c0094541_13543991.jpg
 玄関周りはかなり現代的な印象。
c0094541_13553271.jpg
 窓越しに玄関ホールを見ています。階段があるので礼拝堂は2階にあるか、あるいは吹き抜けで2階席があるのかもしれません。
c0094541_13573813.jpg
 もう少し引いたアングル。右のビルに礼拝堂全体が映って素晴らしいシーンです。
[PR]
by gipsymania | 2008-02-02 14:05 | 建築

西南学院バプテスト教会

c0094541_16395710.jpg
 c0094541_16472359.jpg



西南学院大学に隣接する西南学院バプテスト教会。ヴォーリズの建築リストにあり、ランキンチャペルと同時期に建てられた建物。去年の夏に見に行ったのですが、ヴォーリズらしさを感じなかったので、当時の教会が立て替えられたのもと思ってアップしていませんでした。
 最近このブログにコメントを頂いた、じんさんから当時のまま立替られていないとお聞きし、ここに紹介します。
 西南学院ランキンチャペルもそうですが、戦後の建物では、国際基督教大学の一連の作品同様、知らなければヴォーリズ設計とは分からないでしょう。

西南学院バプテスト教会 1954(昭和29)年
福岡市早良区西新7-5-35
撮影 : 2006.8.14





c0094541_16475085.jpg
c0094541_16481582.jpg
 こちらがエントランス。
c0094541_16484859.jpg
 あまりにもシンプルな鐘塔。
c0094541_16501946.jpg
 礼拝堂西の端の縦長窓。
c0094541_16512797.jpg
 窓越しに見た礼拝堂の内部です。
c0094541_16521813.jpg
c0094541_16523981.jpg
 同じ敷地内に西側にある西南幼稚園。こっちの方がヴォーリズ風に見えますが、こちらは1958年に建てられた木造で、ヴォーリズ設計ではありません。
 なお、教会は近々建て直されると聞きました。この幼稚園も建て替えでしょうか。
[PR]
by gipsymania | 2007-09-30 16:58 | 建築