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解体されるメジャー別荘

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 軽井沢にお住まいのケムリさんよりメールをいただきました。私が見つけることができなかった旧メジャー別荘が解体されるとのこと。送ってもらった写真を見ると、確かに解体直前。窓はすでに外され、家具などが運び出されているようです。

 軽井沢は個人の別荘なので情報がなく、現存していたのを知りながら場所が分からず、私にとってはベールに包まれたような建物でした。外観を見るとかなり大きな2階建てで、開口部に白い木枠を配して濃褐色の建物を引き立て、ヴォーリズの軽井沢別荘建築に共通した、石積みの上に土管を突き出した煙突、中には石積みの暖炉がある魅力的な建物です。
 
 メールによると「主な価値のあるものは全て外されていました。作り付けのベンチ(ヴォーリズ建築の特徴)は前日ナショナルトラストの方で外して保管したそうです。が、後は粉々になるのかと思うと悲しくなりました。居住者は初代はがラックモアーさん(やはり東洋英和に貢献した方)、それからメジャーさん、その後田中さん、そして東京の不動産業者、そして壊す!中に入ってみると湿気の多いところなのに床がとってもしっかりしていて軋みは全くありませんでした。また作り付けの食器棚の引き出しもスムーズに開きました。」ということです。また一つヴォーリズ建築は消えていくのはいかにも残念。木造2階建て。

旧メジャー別荘
1918(大正7)年
北佐久郡軽井沢町
撮影 : 2011.9.14
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運び出された家具類。左下に天井照明灯具が見えます。これも価値がありそうです。
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 石積みの暖炉。2枚目にも別の暖炉が写っています。貴重な財産がまた一つ消えることになりました。
by gipsymania | 2011-09-17 17:58 | 建築


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