![]() http://www.taneya.jp/himure/top.html 日牟禮カフェ 旧 忠田兵蔵邸 1936(昭和11)年/2003(平成15)年改修 滋賀県近江八幡市宮内町243日牟禮ヴィレッジ 撮影 2006.9.23 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Pe's Poem 「砂の中」 曇った窓に一文字ひけば ひとしずく流れて人差し指が透き徹ってゆく その先に貼りついた新月 鎌の切っ先に宙づりの寓話が見えかくれ 「何が見える?」 沈む建物 沈む街路樹 沈む・・・・ 廃虚の都市の果てに広がる砂丘 旅人はひとり或はふたり どちらにしても拡散してゆくもの達の ![]() 粘着力を放棄した道行き 足跡は崩れる砂に消え 前後左右の拒絶の中で 振り返ることの意味と無意味が 前進することの意味と無意味が さらさらと触れ合う 舌の根の乾かぬうちにと 埋もれた足を踏み出せば 捲きあがる砂埃り 千切れた言葉の砂嵐 目に耳に口に侵入する 膨れてゆく意識 翳んでゆく身体 横たわれば砂粒のひしめきに刺されて 沈んでゆくひとり或はふたり 連なる砂丘 ![]() 連なる砂 砂 砂 砂の中から差し出された手 窓ガラスに息を吹きかけると 月が消えた 振り返って応える 「見えたのは闇ばかり」 明かりの乏しい旧式電灯の下で 交差する視線もおぼつかないわたし達 せめて指をからめて 寓話のつづきを
by gipsymania
| 2007-01-03 15:23
| 建築
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