![]() 煉瓦造りで尖塔アーチ窓が並ぶゴシック様式の教会堂です。同じ煉瓦造りで、最も古いヴォーリズ建築として残っていた福島教会(明治42年築)が、残念ながら東日本大震災で倒壊したため、現存する最も古い教会になりました。 ちなみに現存するヴォーリズ建築で、もっと古いものは、近江八幡の吉田邸、ウォーターハウス邸、同じ京都では京都帝大学生YMCA地塩寮と京都府立医大学生YMCA橘井寮(いずれも大正2年築)があります。 また今年は耐震補強工事が完了し、5月25日は100周年に当たり、記念の催しが営まれたそうです。京都市指定文化財の煉瓦造り、平屋建て。 日本基督教団 京都御幸町教会 旧日本メソジスト京都中央基督教会 1914(大正3)年 京都市指定文化財 京都市中京区御幸町通二条下ル山本町434 撮影 2014.6.4 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by gipsymania
| 2014-06-06 11:01
| 建築
![]() なお塀越しに撮った写真はコチラをどうぞ。 大丸ヴィラ (中道軒) 旧 下村正太郎邸 1932(昭和7)年 京都市登録有形文化財 京都市上京区烏丸丸太町 撮影 : 2014.5.9 ![]() 車が入ったあとにもう一回写真を撮りたかったところですが、その日は「京都の御屋敷巡り」の催しで団体行動中なのでかなわず。 ■
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by gipsymania
| 2014-05-11 09:56
| 建築
![]() ヴォーリズが軽井沢で夏の避暑に集まる外国人牧師との交流の拠点として建てた山荘。ヴォーリズは、ここ軽井沢にも設計事務所を作り、昼間はいわゆる営業活動をしながら、設計業務を行い、夜はこの山荘で休んでいたと思われます。軽井沢のみならず、全国に教会や牧師館を建てた源泉は軽井沢での活動があったからでしょう。 「九尺二間」と称する、最小限の空間に快適で健康的な住まいを目指した、実験的な住宅として有名です。ここでも妻面に浅間石積みの煙突を配する軽井沢らしい雰囲気いっぱいの山荘。ヴォーリズの後に洋画家の浮田克躬氏の所有となり、現在も浮田家に使い続けられています。木造平屋建て。 浮田山荘 旧ヴォーリズ山荘 1922(大正11)年 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 撮影 : 2013.10.8 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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| 2013-11-16 10:59
| 建築
![]() 富山県富山市の私立青葉幼稚園を創立した、カナダの女性の宣教師アーム ストロングの別荘だった住宅。 ヴォーリズレーンを東に進み、近江兄弟社コテージが消失したことを確認しつつ、手前で二つに分かれた道を7年前とは違い右に入り奥に進みます。マーガレット・アームストロングという婦人宣教師の夏の家として建てられました。7年前は上の道から上部の2階部分を見たわけですが、今回は下から見ることができました。下から見ると3階建てになっているのがわかります。玄関は2階部分にあるので、1階に行くには中で階段を下るのですね。 山崎さんから、これらの下から見上げた建物は青葉幼稚園軽井沢山荘ではないというご指摘を頂きました。その前に行った時のページを見てください。こちらは間違いないようです。(2014.5.21) 青葉幼稚園軽井沢山荘 旧アームストロング山荘 1920(大正9)年 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1224 撮影 2013.10.8 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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| 2013-11-07 10:43
| 建築
![]() 軽井沢集会堂は、大正11年(1922)に日本人有志によって建設されました。この集会堂では、講演会、音楽会、映画会、展覧会などの催し物が行わ、昔の軽井沢の文化会館のような役割をはたしていました。今の集会堂は1994年に改築されたものです。 軽井沢集会堂 1922(大正11)年/1994(平成6)年改築 長野県北佐久郡軽井沢町旧道 撮影 2013.10.7 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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| 2013-10-31 16:30
| 建築
![]() 7年前と変わっていません。ただ周囲のフェンスの目が細かくなったようで、カメラのレンズがネットの間に入りません。また日が陰ってしまったので、写りがイマイチです。7年前に訪ねたのは昼間なので綺麗に見えます。木造2階建て。 軽井沢会テニスクラブ・クラブハウス 1930(昭和5)年/1995(平成7)年改築 施工 : 後藤工務所 長野県北佐久郡軽井沢町旧道 撮影 : 2013.10.7 ![]() ![]() ![]() ■
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| 2013-10-24 09:29
| 建築
![]() 7年ぶりに軽井沢へ行く機会がありました。大阪発のクラシックホテルを巡るバスツアーに参加。最初の日が軽井沢の万平ホテルに泊ったのです。 軽井沢では夕方に着き、朝出発の過密スケジュール。周辺を見る時間が限られていたので、ホテル近くの建物を少し見ただけです。 まずは軽井沢ユニオン教会。7年前は閉まっていましたが、今回は夕刻とはいえ、ドアが解放されていました。明かりの灯った十字架が印象的で、内部も照明が点っていて、思わぬ行幸でした。 軽井沢ユニオン教会 1906(明治39)年 長野県北佐久郡軽井沢町旧道 撮影 2013.10.7 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by gipsymania
| 2013-10-15 15:43
| 建築
![]() 1934(昭和9)年の設計で翌年の完工。この頃はヴォーリズの円熟期。スパニッシュ瓦葺,切妻造の住宅で、関西では小寺邸なきあとの貴重なスパニッシュ邸宅です。国の登録有形文化財の木造2階建て。 近江岸家住宅 1935(昭和10)年 有形登録文化財 施工 : 岡本工務店 堺市西区浜寺昭和町3-351 撮影 : 2013.2.10 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by gipsymania
| 2013-02-18 14:15
| 建築
![]() ヴォーリズ作品としては数少ない純和風建築の住宅。洋館に隣接した主屋にはそれなりに和風建築はありますが、単独で現存しているのは、石橋邸、滝川邸、宮川邸、内炭邸、旧広瀬邸(いずれも近江八幡)と近江今津の前川邸 、軽井沢の福井別荘「鶴楼」くらいでしょう。 南海電鉄石津川駅の近くにあり、周辺には同年代の地区と思われる和風住宅がいくつか残っていて、当時は海岸に近い高級住宅地であったことが伺えます。一番乗りして現オーナーの富久(とみひさ)慎太郎さんご夫妻に歓待され、くまなく内部も見せていただきました。オーナーさんの祖父が知人伝いにウォーリズに依頼されて建てられ、その後、約80年間大切に使われ続けてきた上質の住宅でした。特に内部の建具は手の込んだデザインです。 間取は、1階がキッチン、納戸、洋室(4.5帖)、和室(8帖+6帖)の89平米、2階が洋室(6帖)、和室(6帖+8帖)の53平米の合計142平米(42.95坪)。また、大小の庭が建物の南北にあり、敷地の広さは約140坪あります。 ヴォーリズファンとしては内覧させてもらったことと同時に、大切に保存されている図面も見せて頂いたのは貴重な体験でした。 富久邸 1933(昭和8)年 堺市西区浜寺石津町西 撮影 : 2013.2.10 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 踊り場の縦長窓。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ヴォーリズ建築事務所のブループリントの設計図が数多く、大切に保管されています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() なお、公開の目的は、使わないでおくと痛むので貴重なヴォーリズ建築を残したいという思いから誰かに使ってもらいたいため。できれば建築事務所やデザイン関係の会社が借りてくれればとおっしゃっていました。Tato DESIGNに連絡すれば、公募の日以外でも見せてもらえるそうなので、興味のあるかたはどうぞ。 またオーナーの富久慎太郎さんはFacebook で資料の紹介もされているとか。こちらも興味のある方は訪ねてみてください。 ■
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by gipsymania
| 2013-02-11 15:45
| 建築
![]() 慶應義塾日吉キャンパスの南の端にひっそりと建つ小さなチャペル。解説書によると慶應義塾基督教青年会の創立者の一人だった、元大丸社長の里見淳吉氏らの寄付によって1937(昭和12)年6月に着工し、10月に竣工・献堂式が行われたとあります。大丸との関係が深く、自身がYMCAの活動に熱心だったことが、この建物の設計をするきっかけであったことは間違いないでしょう。慶應は基督教大学ではないので、チャペルがあるのは例がないそうです。 教会堂はいたって小ぶりでシンプル。外壁は白いモルタル仕上げ、対照的な赤い鉄板葺きの屋根に十字架を立てた尖塔が特徴です。内部も装飾のない簡素な設計で、教壇のある会堂と入口背後にある会員の部屋の二部屋になっていました。屋根の支え構造もシンプルなトラス梁。外観はほぼ創建時の状態を保っているそうです。横浜市内に現存するヴォーリズ建築は、これと横浜共立学園本校舎のみです。横浜市登録歴史的建造物の木造平屋建て。 慶應義塾大学キリスト教青年会館(YMCAチャペル) 1937(昭和12)年 横浜市登録歴史的建造物 横浜市港北区日吉4-1-2 撮影 : 2012.12.8 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by gipsymania
| 2012-12-10 13:34
| 建築
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